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中国帰国子女に特別選抜枠
愛知県大と女短大 4年度入試から実施
愛知県立大学(名古屋市瑞穂区)と、併設の同県立女子短大は、平成四年度の入試から新たに中国引き揚げ者の子供のために特別選抜枠を設けることになり二十三日、要項を発表した。
日中両国の教育内容の違いが、日本の大学受験の壁になっていることを配慮した措置。東海三県では初めて。また短大の実施は全国初。
選抜要項によると、出願できるのは受験生本人が日本へ引き揚げ後、九年以内の者に限る。県立大は三学部の全学科、県立女子短大は三学科のうち英文、児童福祉学科に、それぞれ若干名の枠を設ける。
出願期間は県立大が四年一月四日-十六日、県立女子短大が三年十一月八日-十八日。それぞれ四年二月三日と、三年十二月八日に選抜試験(小論文、面接、英語の学力テスト)を行う。
出典
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中日新聞
平成3(1991)年7月24日 朝刊 東海総合面 17頁
※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。