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県立大生 熊本の力に 水と照明支援へ募金活動

熊本地震を受けて県立大(長久手市)の学生が二十六日、同大内で募金活動をした。二十八、二十九日も続ける予定で、被災地に防災ライトとウオーターサーバーを届けようと学生に呼び掛けている。
同大の国際ボランティアサークル「Ruff(ラフ)」の学生ら十三人が、昼休みを使って活動した。
同サークルは、東南アジアで植林や川づくりをしたり、ボランティアに参加するなどして、国内外で活動している。
今回の募金は、NPO法人「DoTank(ドゥータンク)みやぎ」(宮城県石巻市)からの依頼を受けて実施。同NPOは、ラフのメンバーとボランティアつながりで依頼してきた。
東日本大震災では水が不足したことや明かりをろうそくに頼ったことで火の見張りが必要だったことを受けて、今回の募金の使い道を決めた。
学生が集まる食堂と購買前の二手に分かれて活動を始めると、多くの学生や職員から募金が寄せられた。メンバーで二年の野田千咲さん(21)=一宮市=は「できれば熊本に行きたいが、ここで少しでも力になれれば」と語った。(村松秀規)

出典

  • 中日新聞
    平成28(2016)年4月27日 朝刊 なごや東版 14頁

※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。