愛知県立大学?RMIT大学連携国際シンポジウムを開催します
2024.10.29
2024年度
お知らせ
愛知県立大学は、RMIT大学(オーストラリア)と2024年8月に大学間学術包括協定を提携しました。この機会に、RMIT大学のErika González准教授のイニシアティブによりオーストラリアとスペインから8名のコミュニティ通訳?翻訳の専門家が愛知県立大学を訪問することになり、国際シンポジウム「社会インフラとしてのコミュニティ通訳制度構築検討に向けて:大学と自治体の国際連携」(12/12)を開催する運びとなりました。
移民国家であるオーストラリアはコミュニティ通訳においても先進的な取り組みを行っていることが知られています。NAATI(国家翻訳?通訳者認定機関)によって翻訳?通訳の質の担保が可能になっていて、無料の多言語電話相談が全土で実施されており、社会インフラとしてコミュニティ通訳?翻訳が整備され、研究?教育と行政との連携も進んでいるように見受けられます。他方、愛知県は東京に次いで外国籍住民の数が多く、多言語?多文化共生推進策が積極的に進められていますが、日本では、通訳者の資格?認定制度は未だ整備されておらず、コミュニティ通訳の必要性が社会的に認知されているとは言い難い状況です。
社会インフラとしてコミュニティ通訳制度を構築するために、愛知県立大学、RMIT大学をはじめとする研究?教育?行政関係者が地域社会の一般参加者と共に議論をする場として本シンポジウムを位置付け、互いに学び、その結果を地域社会に発信することを目的とします。 皆様お誘いあわせの上、ぜひお申し込みください。
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- 愛知県立大学?RMIT大学連携国際シンポジウム
「社会インフラとしてのコミュニティ通訳制度構築検討に向けて:大学と自治体の国際連携」
【日時】2024年12月12日(木)9:30~17:30(開場9:15)/ 懇親会(有料):18:00~20:00
【会場】愛知県立大学 長久手キャンパス 学術文化交流センター(K棟) 地下1階 多目的ホール/ オンライン併用
【使用言語】日本語?英語(一部バスク語)(日英同時通訳、日本語手話通訳あり)
【主催】愛知県立大学大学院国際文化研究科コミュニティ通訳学コース
【協力】RMIT大学通訳翻訳修士課程
【後援】愛知県
【参加費と定員】シンポジウム:無料、対面:100人、オンライン:500人/懇親会:有料、50人
【参加申込】チラシのQRコードまたはURLからお申し込みください
https://forms.office.com/r/ir4czp5r6x
【締切】11月28日(木)※定員になり次第締め切ります
?懇親会の詳細は申し込まれた方に後日、メールでお知らせします。
本シンポジウムは、文部科学省「人文社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」、RMIT大学ソーシャル?エキティ?リサーチセンター、愛知県立大学沙巴体育娱乐场,沙巴体育下载特別教員研究費、くふきはられい基金、大幸財団による助成事業です。
なお、シンポジウムを主催する本学国際文化研究科コミュニティ通訳学コースは、文部科学省「人文社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」としてRMIT大学他海外3大学院との連携による「多言語多文化社会で必要とされるコミュニケーションデザイン能力を有する専門職人材の共同育成」プログラムを申請し2024年9月に採択されました。/news/2024/news_20240910_014145.html
これにより、より一層教育?研究を充実させていく所存です。大学院コミュニティ通訳学コースに関心のある方、進学を検討されている方は、メールでお問い合わせください。(学務課: community_renkei@bur.aichi-pu.ac.jp )