中国学科Department of Chinese Studies
学科の特色
高い中国語運用能力
中国学科での中国語学習は、1年時の前期に週6コマの中国語 I(基礎)の集中コースから始まります.後期も,週に6コマの授業で中国語の基礎を作ります。2年になると中国語の必修の授業は週5コマになりますが、後期からは必修の授業以外にビジネス中国語や観光中国語、医療?福祉中国語などの選択科目を履修することができるようになります。3年になると必修は週3コマになりますが、応用ビジネス中国語、時事中国語、中国語による講義である原語特殊講義や翻訳?通訳演習など選択必修科目が増えます。研究講読科目も4単位が必修になります。2年後期から始まる翻訳?通訳コースは、卒論を書かない代わりに、中国語の科目をより多く履修することもできるようになっていて、中国語能力を最大限に高めることを目指すコースとなっています。通訳資格を目指す人はここで身につけた力を基礎に、卒業後もさらに研鑽を積んでいってほしいと思います。コースに関係なく、企業や地方自治体で中国語によるコミュニケーション能力を発揮している卒業生はたくさんいます。
幅広い中国語圏研究
中国学科では各専門の教員が中国語圏を幅広く研究しています。中国語、民族、中国文化、中国文学、中国社会、中国史、中国政治、中国経済、さらに東アジアまで幅広く専門家が揃っています。学生は1年時の研究概論から中国研究を始め、2年次には各論に進みます。興味を持った分野の各論を選択していきます。そして2年の後期にゼミの希望を届けて、3年からはいよいよ各教員のゼミに所属します。そして大学時代の中国研究の集大成として、卒論を執筆、提出します。
ダブル?ディグリー?プログラムで二つの大学での学位を
台湾の静宜大学とダブル?ディグリー協定を結んでいます。ディグリーは「学位」を意味し、ダブル?ディグリーというのは、4年間で二つの大学の学位を取るということになります。県大で2年間過ごした後、台湾の静宜大学で2年間学生生活を送ります。静宜大学の学生といっしょに中国語による授業を受講します。留学先大学の単位認定制度を最大限活用して、両方の大学の卒業必修単位を満たします。このプログラムを履修することは容易なことではありませんが挑戦しがいは大いにあります。