スペイン語?ポルトガル語圏専攻Division of Iberian and Latin American Studies
学科の特色
東海地方で唯一のスペイン語?ポルトガル語圏専攻:
両言語圏の知識を深め、国際舞台と地域社会での活躍をめざす
世界20の国?地域で使われ、母語人口5億人のスペイン語、さらにブラジルの公用語であり母語人口2.5億人のポルトガル語。日本国内では約28万人のスペイン語?ポルトガル語圏出身者が暮らしており、両言語の重要性は国際社会だけでなく地域社会の中でも高まっています。スペイン語?ポルトガル語圏専攻では、こうした社会のニーズにも対応できるよう、実践的なスペイン語力?ポルトガル語力をみにつけ、日本国内を含む世界のスペイン語圏?ポルトガル語圏コミュニティに関する専門知識を修得できるようカリキュラムを組んでいます。
スペイン?メキシコの協定大学での短期研修、長期留学
毎年2月から3月にかけてメキシコの協定大学ラスアメリカス大学で4週間、また8月から9月にかけてスペインの協定大学サンティアゴ?デ?コンポステラ大学で3週間のスペイン語短期集中講座を実施しています(参加は自由)。本学はスペインや中南米の大学との交流が盛んであり、毎年多くの学生が半年~1年間の交換留学を経験しています。
仕事で使えるスペイン語の実践的訓練:メキシコでのインターンシップ
メキシコに進出する日系企業との間で覚書を締結し、現地で2ヶ月~1年間のインターンシップ(企業通訳研修)を経験する機会があります。毎年数名の学生が参加しており、自動車産業、商社などの現地事務所や工場で企業通訳の訓練を受けます。これらの学生は帰国後も即戦力として企業から通訳依頼を受けるなど、極めて専門的な通訳スキルを身につけます。
1年次から将来を見通した指導
スペイン語?ポルトガル語圏専攻の特長は、「教員と学生の距離が近い」「先輩後輩を含めた学生同士の繋がり」「初年次から大学4年間や卒業後を見越した指導」といった点にも現れています。入学後すぐに行なわれる新入生研修では、教員、卒業生、上級生が一体となって1年生を迎え入れ、様々な疑問点に答え、学生自身に4年間の学びの「航海図」をデザインしてもらいます。共に学びあい、刺激を受けながら成長していくことを目指して、「あえて1ランク上のことにチャレンジする」ことを積極的に応援します。