国際文化研究科Graduate School of International Cultural Studies
先輩からのメッセージ
R. T. さん
日本文化専攻前期課程2023年度入学
私は、学部の卒業研究をさらに深めようと思い、本学歴史文化学科を卒業後、国際文化研究科へ入学しました。授業はほとんどがゼミ形式で、多くの本や論文を読み、受講生同士で議論していきます。そこに正解はありませんが、自由な議論ができるからこそ、広い知識と深い思考力が身につくと思います。私は文章を読むのがとても苦手なので、日々の授業に向けた準備は苦労していますが、自分の研究を深めるためだと思って取り組んでいます。この研究科は、院生も教員も、一人一人が内容の異なる研究をしており、国際的?学際的な視点で自分の研究を深めたい方には最適な学びの場だと思います。
J. L. さん
国際文化専攻後期課程2023年度入学
国際文化研究科での研究生活というと、「学際的」、「自由」という二つの言葉で纏められます。
私は、妖怪文化に基づく観光に関する課題に取り組んでいます。入学して以来、丁寧な研究指導はもちろん、奨学金申請、学会発表、研究助成申請など、指導教員の先生から多面的な支援を受けています。指導教員以外の先生方とも、大学院の授業と合同ゼミで密接な関係性を築くことができます。こうした繋がりを通して、地理学や人類学など、より広範な視座から研究に対する助言を受けられ、自らの研究領域に縛られない幅広い視野を身につけることができます。
また、自分の研究課題と研究関心が十分に尊重されています。興味のある授業を傍聴できる自由度が高く、これが研究に新たな視点をもたらしています。研究室で普段から院生たちと互いに意見を交わし合い、切磋琢磨しながら研究を行っています。これらの自由闊達で刺激的な議論の中で、新たな見解を認識し、知的好奇心を掻き立てられています。