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国際文化研究科Graduate School of International Cultural Studies

国際文化専攻 コミュニティ通訳学コース(博士前期課程)

教員紹介

吉田 理加 准教授

コミュニティ通訳研究、多言語多文化実務論、公益通訳と社会資源、コミュニティ通訳実習、コミュニティ通訳翻訳演習、国際コミュニケーション(日本語)、国際文化特殊演習、論文指導

日西会議?医療?司法通訳者。専門は、通訳研究、異文化コミュニケーション、言語人類学。本コミュニティ通訳学コースが開設された際に、コース担当教員として本学に着任しました。通訳とは単なることばの置き換え作業ではなく高度な知識と技術が必要な専門職です。通訳者も透明ではなく、コミュニケーションに影響を与える存在です。しかし、通訳に関して誤って理解されていることが多いため、多くのコミュニティ通訳者(行政相談通訳者、医療通訳者、司法通訳者、教育現場の通訳者など)は日本各地でジレンマを抱え、孤軍奮闘していらっしゃいます。そのようなコミュニティ通訳者のみなさんが通訳理論や通訳倫理規範を共に学ぶことにより、実践の際のジレンマを解消し、コミュニティ通訳者としての活動の場を拡げられるようサポートしたいと思っています。

東 弘子 教授

言語学?諸言語研究、国際文化特殊演習、論文指導

日本語教育や地域の日本語支援を研究テーマとしたコミュニティ通訳学コース第一期生の2名を指導しました。愛知県をはじめ日本各地で地域言語は多様になり、文化背景もさまざまになってきた現在、コミュニティ通訳が果たす社会インフラとしての役割と、日本語教育、日本語支援が果たす役割は車の両輪だと考えています。私自身は、日本社会における日本語の規範や画一的な価値観について批判的な研究や「やさしい日本語」の課題への取り組みを通じて、コミュニティ通訳学コースのみなさんと、多角的な観点から議論できることを楽しんでいます。

糸魚川 美樹 教授

言語学?諸言語研究、国際文化特殊演習、論文指導

本学医療分野ポルトガル語スペイン語講座(2007-2021年)実行委員を務めたほか、あいち医療通訳システム通訳養成専門会議委員(2011年~)として医療通訳者の養成に関わっています。また、医療通訳者の認証について、医学系研究者と共同研究をおこなっています。通訳の実務経験はほとんどありませんが、コミュニティ通訳を情報保障の観点から研究しています。

袁 暁今 准教授

中国語学研究、日中対照言語学、コミュニティ通訳実習(中国語) 、論文指導

私の専門である中国語学と日中対照言語学から得られた「日中両言語の体系的な違い」に関する知見を提供し、実務経験豊富な本コース生を理論の面からサポートします。現在、副指導教員としてコース生(目標言語:中国語)の論文指導と「コミュニティ通訳実習(中国語)」を担当しています。

小池 康弘 教授

中南米?新興国地域研究、国際文化特殊演習、論文指導

愛知県立大学「医療分野ポルトガル語スペイン語講座」(2007~2021年)の実行委員長を務め、それを発展させる形で本コースの設置準備、カリキュラム設計にかかわってきました。また、愛知県多文化共生推進室を事務局とする「あいち医療通訳システム(AiMIS)」の立ち上げ時から現在まで、同システム推進協議会の委員もしています。私の専門は中南米地域研究(特に政治?国際関係)ですが、南米出身者が多く暮らす愛知県において多文化共生の推進に関わる行政やNPO関係者との接点も多く、「社会インフラ」としてのコミュニティ通訳をどのように有効に機能させるか、通訳者の地位をどのように向上させるかについて関心があります。

髙阪 香津美 准教授

多文化共生論、論文指導

2008年から2021年まで、本学の「医療分野ポルトガル語スペイン語講座」に実行委員として関わり、また、2022年からは「あいち医療通訳システム通訳養成専門会議」の委員を務めています。大学院ではコミュニティ通訳学コースの必修科目である「多文化共生論」を担当していますが、この科目はコース外の学生や留学生の参加も多いことから、多言語?多文化化する日本社会にみられる事象について様々な視点や培われた経験から意見交換が行われることで、受講生のみなさんの視野を広げ、大きな学びにつながることを期待しています。

エウニセ?スエナガ 准教授

コミュニティ通訳翻訳演習(ポルトガル語)、国際コミュニティケーション(ポルトガル語)

2021年から本学教養教育センターの教員としてポルトガル語を教えています。本コースでは、「コミュニティ通訳翻訳演習(ポルトガル語)」と、「国際コミュニケーション(ポルトガル語)」を担当しています。村上春樹や小川洋子、川上未映子などの小説をブラジル?ポルトガル語に訳しています。また日本国内やアフリカのポルトガル語圏諸国でJICA国際協力プロジェクトのポルトガル語通訳業務に従事した経験があります。コミュニティ通訳翻訳分野では、日本で暮らすブラジル人を対象とする生活、教育、医療や行政に関わる資料の翻訳を多く手掛けました。

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